オーガニックコットンとは | 繋がる優しい循環

トッポンチーノ, モノづくり

「ジョリーメゾンのトッポンチーノ®︎」や「ジョリーメゾンのタミータイム マット®︎」を作る上で最初にぶち当たった問題が、『良質な原材料の仕入れルートの開拓』でした。

当初は、自分たちでオーガニックコットンの生地やワタの素材は入手できず、最初の試作段階ではオーガニックコットンを専門店から生地やワタを分けていただき試作品を1年以上かけて作ってきました。

あらゆる生産物には製造責任が伴います。作っていく段階で強く感じたことは、『素材から製品化までのルートがはっきりしている、顔が見えるモノづくりでなければならないこと。』

そのための前提としてオーガニックコットンに対する明確なポリシーを持って取り扱っている事業者であることが一番大切な条件だと感じ、私たちは一から探し始めました。

     PANOCO TRADING CO,.JP

私たちが使用するオーガニックコットンは、(株)パノコトレーディングの素材であり、同社は1995年より20年以上にわたって、世界各地から厳選したオーガニックコットンを直輸入し、国内の提携工場で高品質な生地を製造している企業です。

また、(株)パノコトレーディングは、オーガニック製品の普及、啓発を図っているNPO法人日本オーガニック コットン流通機構を推進する会社であり、インドのKalakhet村のAnimation Schoolの学校建設や運営のサポートをはじめ、文具制服、スポーツ用品などを送ったり、タンザニアのMwanyahima村には井戸を寄付したりと積極的に社会貢献活動もされています。

©REMEIG AG / PANOCO TRADING CO.,JP タンザニアのMwanyahima村には井戸を寄付されている様子

私たち、ジョリーメゾンはモノづくりをするにあたって心がけていることは、【私たちのモノづくりから広がる豊かな暮らしと優しい循環】です。

企業の社会的責任として、利益だけでなく、環境・社会へ配慮することが重要であり、“作る人も、売る人も、買う人も、全てが公平である”ためにも、私たちは(株)パノコトレーディングのオーガニックコットンを支持する行動が社会をより良くしていくことに繋がると感じています。

ジョリーメゾンで使用している「bioRe cotton(ビオリコットン)」。パノコトレーディングが世界的にも有名なオーガニックコットン・プロジェクトとして参加している、bioRe(ビオリ)プロジェクトの中から生まれたオーガニックコットンです。

このプロジェクトの特徴は、単にオーガニックコットンを買い取るだけではなく、この地域で暮らす人々が自立していくための様々な仕組みを構築している点です。現在では、インドで3,233人、タンザニアで1,644人の契約農家を抱え、世界で最も大規模かつ、先進的なプロジェクトとして知られています。

プロジェクト内容は、利息なしの貸付、相場価格より上乗せ価格での買い取り、5年間の全量買い付けを保障するなど、綿の生産を安定させ、消費、流通する仕組みです。

©REMEIG AG / PANOCO TRADING CO.,JP

「bioRe cotton(ビオリコットン)」は、オーガニックコットンの栽培から最終製品に至るまでのすべての工程において、エコロジー(化学農薬を使用しない)公正性(尊厳のある労働環境の提供)、トレーサビリティ―(透明性)の維持を指導し、そして第三者認証機関の有機栽培、フェアトレードの認証を取得。社会的に公正なモノづくりを行っています。

また、プロジェクトをスムースに進めるため「bioRe基金」が設立され、この基金を通して生産者と彼らの暮らす地域に様々な支援も同時に行われています。

① 有機農業のサポート / Organic farming
② 子どもの教育支援 / Education
③ 生産者や地域の人々の健康のためのインフラ整備 / Infrastructure in health and nutrition
④ 就農のための資金援助 / Infrastructure in agriculture
⑤ 生産者の自立支援 / Organizational development and capital creation

このように、このプロジェクトのオーガニックコットンを支持することで、作る人から売る人まで、さらにそれを買う人まで、大きくつながった助け合いの輪のようなものが次第に出来てきていることがわかりますね。

 

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