SIDS(乳幼児突然死症候群)とは

育児

SIDS:Sudden Infant Death Syndrome(乳幼児突然死症候群)に関して。

まず初めに、乳児死亡原因の第4位にSIDSがあります。発生数は低下していますがそれでも年間多くの赤ちゃんが死亡しています。発生原因は研究されていますが、いくつかの要因があげられます。特に睡眠時に発生することが多いため、赤ちゃんの睡眠時のケアは重要と考えられています。

主な発生原因の一つであると言われている、うつ熱に関して。

睡眠中の乳幼児に帽子・靴下・毛布などを着せ過ぎると、放熱が妨げられ衣服内温度が上昇し、乳幼児の高体温化(うつ熱)が進みます。体温上昇を防ぐための体温調節機構(発汗・睡眠・呼吸運動抑制・筋緊張低下)が行われます。また、暖房(例えばカーペット)やうつぶせ寝によって、高体温化が進みます。睡眠中に高体温化が進むと、産熱抑制を目的とした呼吸運動抑制と筋緊張低下が、乳幼児の肺換気量を減少させ血中の酸素濃度を次第に低下させます。簡単にまとめると、SIDSの発症メカニズムは、着せ過ぎ(放熱障害)⇒高温環境(衣服内)⇒「うつ熱」⇒放熱促進+産熱抑制機構(睡眠+呼吸運動抑制+筋弛緩)⇒低酸素血症⇒SIDSが発生します。

睡眠時における乳幼児の体温管理に十分なケアをすることにより、SIDSが低減すると考えられています。

参考情報:厚生労働省のSIDSに関する情報ページ

 

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